匂いの記憶

 スパイシーな料理が大好きで、東京にいたころはインドネシア料理をはじめ、タイ料理、インド料理など、店の情報を雑誌Hanakoなんかで仕入れては、どんなに遠くても、わざわざ出向いて行ってた。
そのころ流行っていたイタリア料理よりも、どちらかというとアジア系の料理の方が好きだったみたい。

 アジア系の食事をするときは、料理に気合いを入れられるというか、よーし、食べてやる!という気構えがないと、料理に負けてしまうような気がする。店は小奇麗なレストラン風よりも、チョット怪しげな雰囲気の店がアジアらしくていいよね。

 アジア系の店は入ったとたんに、プーンと様々なスパイスの匂いが鼻を刺激してきて、食べる前からワクワクしてしまう。「今日は衝撃の味に出会うことが出来るか!」とか期待するからかな?

 匂いといえば、バリも匂いで記憶を引っ張り出される国だと思う。
日本からバリに行く途中のジャカルタの空港で。
空港に 足を踏み入れた瞬間、独特の丁子のような匂いの中にほうり込まれてクラクラしそうになる。
「ワーイ、ついにまた来ちゃったよん!」
それだけでなんだか気持ちが高揚してくるから不思議だね。

 最近はバリの空気にも慣れてきたけど、バリもいろんな匂いがあるんだねー。
良い匂いばかりじゃないよ、湿気の匂いなんかは最初はウッときていたのもの。
梅雨時の雨の匂い、なーんて生易しいもんじゃなくて、部屋に入った途端漂ってくる何日も干していない布団のような匂いなんだヨ、これが。
でも、これが慣れると「懐かしい匂い」になるんだよね。でも、臭いと感じる人もいるかもね。

バリの男の子は基本的に体臭はあまりないと思うんだけど、汗をかいたときとか、風景と一体化している時に漂う、ほのかな香りみたいなものがあるような気がするんだよね。
つい、くんくん匂いを嗅いで付いていきそうになっちゃう。

ハハハ冗談はともかくとして、バリ人は周りの神秘的な雰囲気と自然の空気に囲まれているから、どことなく官能的で動物的なオーラを出しているような印象なんだよね。

もし、バリに来る機会があったら、注意してクンクン鼻を利かせてみて!
バリには強烈な印象の匂いが多いと思うから。


バリ島現地旅行会社
スカスカ・バリ