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「ウギャ〜!」
台所から発せられる凄まじい悲鳴に何事かとダーリンが飛んでくる。
「いたのよ、そこに4センチぐらいのが!早くなんとかして〜」
ゴキブリごときでそんなに大騒ぎをしないでもらいたいと思うかもしれないが、嫌いなものは我慢ができない。
5メートル離れていようが、絶叫マシーンと化してしまう私である。
バリではゴキブリは極く当たり前に生活を共にしている存在らしい。
南国の生物らしく体格は非常に良いが、図太さに欠けるところがチョットだけ許せるところか。
しかーし、断固として私の生活圏には入り込んで欲しくない。徹底的に奴等が進入してきそうな場所を探しあてようと思う。
開いた窓から飛び込んで来るのはしょうがないとして、この出現度からすると、決まった通路がありそうである。
そして、ついにお風呂場の排水溝からずうずうしくも顔をのぞかせているゴキブリを発見。防虫スプレーをむせるほど撒いた後、ゴキブリが充分に死ぬのを確認し、以後その排水溝には普段はボトルでフタが閉められることになった。
それからは、以前ほど頻繁にゴキが登場することもなくなったが、油断は禁物である。
なにせ、まだ私がこの家に越してくる前、あまりにゴキブリの数が多く、不思議に思ったダーリンが原因と思われる崩れかけた風呂場のドアーの穴から、防虫スプレーを発車したところ、苦しくなって出るわ出るわ、ゴキブリ・ゾロゾロ
、コマーシャルではないが、100匹ものゴキブリがはい出て来たそうだ。恐るべしゴキブリの巣窟!
ゾッゾー。その場にいなかったことを感謝したい。
もし、見ていたらこの家には住めなかったかも。
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