なんにも見えなーい!

バリの夜って暗いよー。
ほーんと、真っ暗。街灯がない田舎道なんて、誰かが歩いていても近くに来るまでぜーんぜんわからないの。
車の運転なんてとんでもない。
道路がどこに続いているか、わからないんだもの。
たよりは月明かりだけ。
目を凝らしても、やっぱり見えないんだよー。
鳥目って言ったっけ?鳥は夜はあまりよく目が見えないんでしょう?
私も日本で明るすぎたからそうなってしまったのかなぁ。

こんなに暗いことなんて、日本であまりなかったなー。
家の中だって、電気を付ければすぐに明るくなるし。
それに外に出たって、 最近はどこでも明るいでしょ?
とくに都会は、真夜中でもどこかで必ず人が起きていて、明かりがついていて。夜中になっても外に出ればコンビニの明かりが眩しくて。

だから、最初の頃は夜がこんなに暗いってことに驚いたよ。
夜はみんな眠るのが当たり前なんだねー。

家の中にだって、部屋に小さな電球が一つだけ。
夜は本を読むことだって難しいよ。
夜に明るすぎる電気を付けると、目に良くないって言うんだよ。

バリは星が綺麗に見えるよ。
周りが暗いからだね。天の川だってハッキリ見える。
だから空がとても広く感じる。
じっとしているとだんだんヤシの木のシルエットが見えるようになるよ。

夜はヨクナイモノが歩き回っているから、安全な家の中にいたほうがいいって信じている人もたくさんいるヨ。
大切な赤ん坊には、夜、ヨクナイモノが連れていってしまわないように、おまじないをおでこにするんだって。

こんな、なにも見えない夜に連れていかれたら、ほんとに戻って来ないかもしれないもんね。


バリ島現地旅行会社
スカスカ・バリ