2001.3.11(日)

粉の種類のなぞ

スーパーマーケットで買い物しているとき、自分の欲しいものが見つけられなくて、困ることはよくある。
その代表的な例が「粉の種類」についてだ。

粉はトゥプンというが、せめて小麦粉とコンスターチと片栗粉の区別はしたいものだが、それがわからないのである。見た目は同じだし、匂いだって変わらないのにどうやって見分けろというのだ!
こればっかりはダーリンに聞いてもわからない。その道のプロ。つまり主婦に聞かなければダメなのだ。

先日小麦粉だと思って買ったのはトゥプン・サグといってどうやらコンスターチらしきモノだった。それでお好み焼きをしたんだけど、生地に粘りが出てしまい、失敗してしまった。

片栗粉はツゥプン・カンジーというのだと、つい最近友達に教えてもらった。なーんだ、バリでの片栗粉が買えるのか・・・。

そしてようやく判明したのだけど、小麦粉はトゥプン・トゥリグーらしい。
そうか、これでやっとお好み焼きが作れる!
なんで、こんなに苦労をするのか?
日本料理だったら、「ほら、あれよー、お好み焼きやホットケーキを作るときに使う粉のことよ。」で通じる。
でもバリ人の妹のテレにそれを言っても肝心のその料理を知らないのだから、二人でウーーームと唸るしかなかったのだ。

今までワタシはトンカツの衣を作る時も、適当になんだかわからない種類の粉を使っていた。味には変わりはなかったように思う。
これからはやっとまともな料理が作れるかもしれない。
よかった。よかった。


2001.3.10(土)

クニンガン祭りに家族で集まる

クニンガン祭りは簡単にいえばガルンガン祭りで地上に降りてきた先祖を天上に送りだすというお祭り。
ガルンガン祭りとセットになっているわけ。日本のお盆と基本的には同じようですね。

さて、ワタシは今日もお兄ちゃんの家で食べて飲んでの極楽三昧。
これがバリ人の奥さんで普通の家を持った主婦だとそうはいかない。
家のあちこちに捧げる山ほどのお供えを作らなければならなくて、みんなこういう大きなお祭りの時はげっそりと疲れているヨ。

それでも決して手を抜かないのがえらい。というか当たり前のことなんだね。
自慢じゃないけど、日本にいるときはワタシはお盆の時だって、旅行しちゃったり、友達と遊びに出かけたり、先祖の霊を敬うどころか、バチあたりなことばかりしていて、ちゃんと自分の宗教のことも知らない野蛮人なわけなんだけど、バリの人々の敬虔深さと信仰心については、素直に素晴らしいと思っているよ。

今後はバリにいるんだから、宗教を大切にして自分もお供え作りが出来るかって言うとそれはまた別な話なんだけどサ。
バリの人々の習慣や生活サイクルのなかで切っても切れない関係のバリのヒンドゥー教は、社会の秩序を保っている重要な要素みたいなんだよね。
難しいことはわかんないけど、ワタシは宗教を大切に出来るゆとりのある社会がね、いいなぁと思うわけです。

だって、日本だとなんでも仕事優先でしょ?利益優先でしょ?
それで当たり前だと思っているでしょ?
一方でそれじゃいけないとみんなが思って来ているわけで、でも、それに変わるものはなにかっていったらなんにもなかったりするんだもんねー。

うーーーむ。バリにいて日本批判をする気もないんだけどさ、比べたらどっちもどっちだしね。だけど、ワタシにとってはやっぱりバリの方が居心地がいいみたいだなぁ。
まあ、今のところはネ。

ジロウも久しぶりにパンジーとサルにご対面。一日駆けずり回って遊んで大満足でした。

敷地の中にあるサンガッ(お寺)にお供えを捧げるお兄ちゃん夫婦
またもやみんなそろっって料理をする。お祭りの時は家族が集まって料理をするものらしい。 そしてみんな揃って食す。
食事の後はビールなどを飲んで楽しい雑談に花を咲かせる。

2001.3.9(金)

どこが頭でどこが足だって?

待ちに待った赤ちゃんの検査の日。
は、結局翌日に持ち越しとなった。

もう大丈夫と思っていてもやはり前回の流産の記憶が新しく、なにかと不安になってしまうところが情けない。
期待半分・不安半分で診察台に乗り、超音波検査機がお腹の上をなぞるのをドキドキしながら待った。

結果。
やったー。いたいた。ちゃんと人間らしい形になっているじゃん!
でも、実際の写真はもっとわかりずらい。ドクターに指摘されて初めて
「そっか。 ここが頭で足ですかー。フムフム」 と言う感じだ。

すでに体調は10センチ弱だって。
1ヶ月で倍の大きさになっているってわけだ。
ひたすら安静に寝ていた1ヶ月は長かったなぁと思ったけど、たった1ヶ月でそんなに育ったのかと思うと、早いなぁと感心する。

お腹の膨らみはまだ全然目立たないので、実感が湧かなかったけど、こういう実物写真を目の前にすると、「事実なのねー。」と妙に納得する。
モニターの様子はちゃんとプリントしてもらい、その後何回も見ては喜んでいるワタシとダーリン。

この日からお腹の赤ちゃんは元気に育つように「元気ちゃん」と命名した。
これはもちろんお腹の中にいる間の呼び名です。
ワタシ達の子供は出世魚のように産まれたら、その後、別な名前を授かるというわけです。あーあ、早くも親ばかの始まりです・・・・。

ちょっとヒョロッとしているけど
一応人間の形になったみたい。


2001.3.8(木)

プナンパハン・クニンガンの買い物渋滞

待ちに待った赤ちゃんの検査の日。
今日はきっと人間の形になっているだろうから、楽しみで仕方がない。
ところが、家を出てしばらく車で走るうちに、道路事情が尋常でないことに気が付いた。
交通量が半端じゃなく、混んでいるのである。
どうしてか?
明日はクニンガン祭りのための準備をするプナンパハンの日。そのための買い出し客でごった返しているのだ。
オートバイに乗った家族連れはもてるだけの食料と果物などを抱えている。市場付近は大渋滞で、500メートル進むにも30分かかる有り様だ。
この調子では病院に行き着くまでに2時間以上もかかってしまう。
(普段は20分くらいの道のり)

やーめたっと。
赤ちゃんの様子を見ることが先送りになるのは惜しいが、日にちを変えたところで支障があるわけではないので、思いきって引き返すことにした。
そのことを電話で日本の妹に話したら、「なんともバリらしいことで。」
と笑われてしまった。

そう、バリらしいことだよねー。
お祭りがあると大渋滞してしまうところがバリなんだよねー。
そういうことも当たり前に感じる今日この頃でした。



2001.3.7(水)

ジロウの反省!

めっきり大人になったジロウである。
ちゃんと言いつけは守るし、お腹が空いていても、ワタシ達が食事をしているときはジッと耐えることも覚えた。

なのに突然つむじを曲げるてイタズラをしでかすことがある。
今日はワタシの大切にしているヘアーアクセサリーをわざと破壊した。
「わかっているぞ、ジロウ、わざとやったでしょう?」
本人も充分承知の上でイタズラをしたので、問い詰められて怒られるのが怖くて車の後ろに隠れてしまった。

こういうとき、ジロウはとっても人間臭い行動をとるなぁとつくづく思う。
つむじを曲げた原因も、わかっている。
遊びたかったのに、相手にしてもらえなくてすねたのだ。
そして、イタズラした後はそのイタズラをわざわざ報告するという律義さ。

もう〜、わかったからこっちにおいでよ!

「怒らないで・・・・・


2001.3.6(火)

セールス電話

トゥルル〜 トゥルル〜 トゥルル〜 家に電話がかかってきた。
面倒くさいなー、と思いながら受話器を取る。

「ハロー?」
「ワヤンいる?」

「出かけていますけど」
「どこに?」

「知りません。」
「いつ出かけたの?」

「朝からです。」
「いつ帰ってくるの?」

「わかりません。ところであなた誰?」
「ああ、私は****というんだけど。
ワヤンに電話をしてくれるように行ってくれる? 」

「わかりました。」
「あなた誰?奥さん?」

このしつこい電話。実はセールスなんだけど、嫌だなぁと思うのは、電話をかけてく人が自分から名乗らないこと。
こちらから「あなた誰?」と聞かないかぎり、名乗らずに電話を切ってしまうこともよくある。
どうやら、ここではそれが当たり前らしい。

このことにつながるエピソード。
以前ダーリンがお客さんのいるホテルの部屋にかけたときに相手にいきなり
「どちら様ですか?」と訪ねたことがあった。
その方は日本の人だったので、しばし絶句。

ダメだよ〜!
ダーリンは部屋には何人か泊まっているから、誰が電話に出たかわからなかったので、そういう聞き方をしたのだそうだ。
相手はさぞかし面食らったことだろうネ。

最近はちょっとは慣れたけど、やっぱり日本の習慣になれているワタシとしては電話をかけたらちゃんと名乗って欲しいと思うんだよねー。


2001.3.5(月)

バランス!バランス!

下の写真の妙齢のご婦人は見てわかる通り、自転車に乗っています。
ただ、違うのは頭にお供えも乗せているということです。
自転車はバランスで乗る乗り物ですが、この
ご婦人、下半身では自転車のバランスを取り、首から上はお供え物を落とさないように、さらに別なバランスを取っているという点に注目しましょう。

まるで中国雑技団のようですね。
バリではそんな芸当を普通の人がわけなくこなしてしまう人が沢山います。

この後、
ご婦人は犬に吠えられ、危うく噛みつかれそうになったときに、さらに犬に足蹴りを食わせるという裏技も使っていました。
しかも道はでこぼこで油断をすると、穴にはまって転倒してしまう危険も待ち構えています。

うーーーーむ、ワタシには何年かかっても到達しえない境地。
おそるべし。いや、お見事!と言うべきか・・・・。

ほ・ほいのほーーーい

 

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