2001.3.25(日)

真っ黒な夜のニュピでした。

えー、ニュピでしてはいけないこと知っていますか?
簡単に書くと・・・・・

◇火を使ってはいけない
◇仕事をしてはいけない
◇外を出歩いてはいけない
◇「遊び」をしてはいけない


となります。ホテルの中で暇を持て余した方もいたでしょうね。
ホテルではどのように過ごしたんでしょうね??
そして、ワタシ達がどのように過ごしたかというと・・・

前日オゴオゴを観賞した後は夜の10時頃にバトゥブランのお絵描きブラザーズがいる家に移動をしました。もちろんジロウも一緒です。
そして夜中の12時から翌朝4時頃まで料理をし、出来たらお腹が空いてちょっとご賞味。その後は疲れて睡眠をとる。

前日夜更かしをしましたが、しっかりと朝の9時にはみんな起きだして、まずは朝のコーヒーを飲んで一息。
男性軍はレミーというトランプゲームを始めました。(遊びはいけないけど、トランプくらいなら良いと勝手に解釈しているに違いない)

ワタシはダラダラと寝そべりながら、この日のために読まずにとっておいた、数冊の単行本を読みふけりました。

そうして2時頃にお腹が空いて食事。
おしゃべり。さらにおしゃべり。
夕方暗くなってからはベランダに寝そべりながら、これまたおしゃべり。
なにもすることがないので、夜の九時には寝てしまいました。

ニュピは本当に明かりを一つもつけないのか?というとそうでもなかったみたいです。各家庭にぼんやりと明かりを灯しているのが、ちらほらと見えていたので、なーーんだ。と思う。

でも、時々懐中電灯を持った見回りさんがやってくると、みんな慌てて明かりを消していました。おっかしいの。

そんなわけでニュピが終わって、新しい年を迎えたバリ。

スラマット! ハリ ラヤ ニュピ!
(ニュピ おめでとう!の意味)


2001.3.24(土)

オゴオゴの活躍した夜でした。

ニュピの前日の夕方からはオゴオゴを見て楽しむ。これが毎年定番なんですねぇ。暗くなると、松明を持った子供たちを先頭にオゴオゴが行進。
オゴオゴは台に乗ってます。重さは軽いということですが、何人かで神輿みたいに担いだり、四つ角にさしかかると、歓声と共に、オゴオゴを
グルグルと降り回ったりしてかなり派手に動かします。

オゴオゴが行進するときは爆竹を鳴らしたり、ブルガンジュールという曲(小型シンバルのような楽器を交互に打ち鳴らす)で大きな音をたてて鬼を追いだすのだそうです。

とにかく賑やかで楽しい行事。
ワタシ達は
今年もアートセンターの玄関先で堪能したのであります。

歩きだすところ?

キバとまゆ毛が
特徴なのねぇ。
2メートル以上は余裕でありました。
少年たちの作品。
ちょっと顔がビックリしている?
雨が降ったので、雨宿りをしているオゴオゴくんでした。 かなりの力作。
二人が戦っています。
下は神輿のように担ぐことが出来ます。 竜かな?? ツメが長くていかにも鬼っ子だねぇ。

2001.3.23(金)

なぜクレヨンしんちゃんが・・・?

あと二日後にはニュピ。
デンパサールでは出来上がったオゴオゴがパンジャール(村の集会場)の前に御披露目されているかのように並んでいる。
どれもなかなかの出来栄え。

最初に竹などで胴体と手足を作り、骨組みができると、周りに紙を張り込んで乾いたら着色する。頭は別なところで作り、最後に取り付けるらしい。
それにしても、上手だよねぇ。
普通の人がいとも簡単にオゴオゴを作ってしまうことに、感動してしまう。
バリに人は器用だよねぇ〜。

ところで車でスーパーマッケットに買い出しに行く途中、四つ角に「クレヨンしんちゃん」のオゴオゴが・・・・。
え?なんで?オゴオゴって鬼を形どったものじゃなかったけ?
最近は意味に対して寛容になっているのかなぁ?

「クレヨンしんちゃん」のオゴオゴ
はかなりよく出来てました。しんちゃんの頭の上には毛でできたワンちゃんもしがみついていて、かなり可愛かったヨ。

この時期はまた、ニュピの前にムリス(ムキース)といって、お寺のご身体を泉や海などに運んで清めるという行事があちらこちらでみかけられます。
遠くから、ジャンジャンと楽器の音が鳴り響き、人々の行列が神輿のようなものを中心に練り歩く様子を見たら、それがムキスです。

ムキスが通るときは、車も道路もストップされます。
あくまで宗教行事が優先。
あれ??なんでこんなところで渋滞しているのかなぁ?と思うとしばらくして賑やかな楽器の音と共に、ムキスの行列に出会うということも珍しくありません。
ああ、バリに住んでいるんだなぁ。と実感するひとときですね。


2001.3.22(木)

えっ?ビリビリって?

当然、しかも発作的にあれが食べたい!と思い立つと泊まらないのがツワリである。ツワリで変なもの、例えば石鹸が食べたいとか、排気ガスの匂いが嗅ぎたくてたまらないなどの症状はなかったけど、油っぽくてパンチがあるものが無性に欲しくなるときがある。

今日、食べたいものはラムチョップス。つまり羊のスペアリブ。
日が落ちて暗くなるのを待ち切れぬように、近所の「ジャズバー&グリル」というレストランに急いだ。
今日は妹のテレも一緒。もちろんダーリンも。

ラムチョップスのお値段60,000ルピー(現在のレートで700円ほど)

これはバリでルピー生活をしているものにとてはかなり高価な値段だ。
しーかし、大皿の上には肉がしっかり付いた肉汁たっぷりのスペアリブ、付け合わせの野菜、そして大盛りのバジル風味のガーリックスパゲティーが乗っている。
これを日本で食べたら・・・と頭の中で計算し、平気で値段に対する気持ちの折り合いを付けるワタシである。
本当はそれじゃぁいけないのだけどね。だって、ワタシは現地生活者なんだからさ。

まあ、いいじゃないの、たまにしか食べないんだし。
スペアリブにかじりつくワタシの姿はまるで、何日ぶりかでご馳走にありついたライオンの子供みたいだ。
骨のはじっこに付いた肉を、時間をかけてしゃぶり味わい・・・。
まりのガッツキぶりにダーリンから「骨をテイクアウトする?」

ところで、テレに「その肉はなにか?」と聞かれて、羊というインドネシア語を知らなかったので、ダーリンにたずねると
「ビリビリだよ。」
ビリビリ???そーんな変な名前なの??

テレはビリビリという動物を知らなかったらしい。
ダーリンが「ウールを作ることが出来て、毛が長いヤギに似ているやつ。」
と説明をしていて、なんだかおかしかった。

2001.3.21(水)

不思議なダルマン

見た目は緑青色の不気味なゼリー。海草味かと海臭さを身構えるとアレ?味があんまりしなくてノドゴシつるり。
このダルマンの正体はただの草なんだそうです。

作り方はスゴーーク簡単。
ダルマンを適当にな量の水と一緒にミキサーにかけて器に入れて冷やすだけ。
それだけでプルルン!と固まってしまうんだって!

後はココナツミルクとバリの赤い色をした砂糖を混ぜて食します。
ココナツミルクは燻った生のココナツを、細かくすり下ろして汁をとり、水を加える。
砂糖水は「グラ・メラ」 という砂糖を細かく砕いて、熱して水を加え覚ますだけ。
この二つをお好みでダルマンに加えて出来上がり〜!
これがめちゃくちゃ美味しい。

そうだなぁ。
村の中にあるワルンだったら、商品として置いてあることもあるかなぁ?
たまにカキリマのエスチャンプルと一緒に売られていることもあるよ!

バリの不思議な食べ物。
その正体はただの「草」でしたーーー!
しっかし、なんで固まるんだろ????

藻が浮いているような感じだけど、
食べるとプルン!と舌触りが良くて
とても美味しいです。


2001.3.20(火)

風邪を治すには・・・

「ヘーーーくしょい!ズビィー!」
あぁ、、、まだ止らないの。鼻水。
苦しいわぁ。夜寝るときも口を開けて寝ているもんだから、恥ずかしいの。
まったく、しつこい風邪です。

今日は必殺民間療法!
ダーリンのコイン・マッサージを施してもらいました。
コインはニホンジンだからちゃんと100円玉を使って(注:ルピーでも問題ありません)背中にバルサムというメンソレータムみたいな軟膏を塗った後に、コインで骨に沿って、ゴシゴシと擦るんであります。

かなり強く擦るから、終わった後は赤く痣になってしまいますが、これはいずれ消えます。筋肉をほぐす効果があるんじゃないかと推測しますが、結構気持ち良いです。
鼻水はいくらか、止った気がするなぁ。
それよりも身体がほぐれて今夜はよく眠れそう。

お休みなさーい!

2001.3.19(月)

アート・プロジェクトの進行-4

あれ?なんだっけ?「アート・プロジェクト」って?
おーーーい、自分発表しておいて忘れるなよーーー!
そうなんですよ。張りきってお絵描きしようと思ったら、妊娠がわかって頓挫してしまったままのワタシの絵。

バトゥブランにもずぅーーーーっと行かないでいたので、すっかり忘れていましたが、ワタシの絵は少しだけ進行していたのです。
線描きを終えて次はスミによる濃淡を付ける段階に進んだところの途中で止っていますが、以前とはちょっと違うでしょう?

ワタシの筆が止っている間にも、お絵描きブラザーズは着々とバリの伝統的な絵画を仕上げていたのですが、なかなか作品がそろってくるといいねぇ。
これは今度紹介しますね。

で、今回は二つの絵の違いを楽しんでもらおうと思って並べてみました。
右はご存知ワタシの絵。左はお絵描きブラザーズのコマンの絵。
テーマはどちらも「鳥と植物」なんだけど、雰囲気が全然違うでしょう?

今のところ、ワタシの進め方はなんとなく日本画風。
で、コマンはやっぱりバリ風なんだよねぇ。
タッチとか細かく見てると、どうしてこんな葉っぱの形を思いつくのぉ?
とか、このレイアウトは濃密なバリの風景をよく表しているよなぁ・・・。
とか、結構勉強になることが多いです。

この先もゆっくりですが、完成をちゃんとする予定ですので、忘れたころに更新される
「アート・プロジェクト」をお楽しみにーーー!

デッサン風に濃淡をつけたところ

同じ題材でも表現はこうも違う!

 

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