2002.1.27(日)

雨季ってこんなんだっけ?

乾季の時には雨季のことを忘れ、雨季の時には乾季のことを忘れるんだけど。
天気日記でも付けるといいのかも。
そうね、これから日付の横にデンパサールの今日天気の天気マークでも付けようかしらね。あ、やっぱ止めた。一日の天気の変わり具合が複雑過ぎるもん。

ここ最近はあんまし雨が降らないって言うか、降ってもすぐに止んじゃったりして雨季ってこんなもんだったけ?と思っています。
確かに1月2月は雨が多いんだけど、一日中ジットリ降っているわけではないんですよね。降るときはカミナリが鳴ってドバーーッと降るんですけどね。

空の様子ですが、右を見るとカンカンに晴れた青空、左を見るとグレーに立ちこめた雨雲その雨雲の中に入ると途端に雨が降ってきて・・・。
そう、だからさー、天気予報って難しいよね。

乾季の時は雨季って雨が多くて、嫌だなぁと思っていますが、いざ雨季になってみると、ホホー、お肌がシットリしていいわいな。ってもんで。
でも洗濯物が乾かないのは困るな。
今は我が家は人数も増えて、毎日大量の洗濯物を洗っては乾かしアイロンかけてをくり返しているからな。

雨季に観光に来るのをためらう方もいらっしゃるようですが、滞在中にはきっと晴れ間もあると思いますから、心配しないでいらっしゃーーい。
あ、けっして旅行会社の回し者として言っているワケじゃないですからね。
雨が降ったら、ボーーッと雨でかすむ景色を眺めながらカフェでくつろぐ!
大人のリゾートってぇのは、これだね!
あん?そんなにノンビリしている時間がないって?
そりゃ、そうだよねー。

そういえば、ワタシの一番印象に残っている雨の風景は、友達とボルネオのジャングルに行ったときのこと。レインフォレストロッジという所に泊まったんだけどね。まさにジャングルのまっただ中にあって朝早く起きるとテナガサルが森を移動するのが観察できたり、野生のオランウータンが見れたりするところなのね。

その日の午後、ザーッと雨が降ってきたんだけど、も〜それがすごく美しいのですよ。雨ってこんなに美しいものだったの?っていうくらい。
遠くに見える熱帯の山々を背景にして雨が風に吹かれて、まるで薄手のレースのカーテンみたいなの。静かにたなびいててさ。んでもってその風景の中を鳥が横切るんだけど、信じられないくらいに優雅でね。

ロッジから紅茶を片手にボーーッと眺めているんだけど、そん時なんて贅沢な時間を過ごしているのかと思ったわよ。
ほんと、生きているうちに来てよかった。マジで思いましたね。

アナタは心の風景ストックをお持ちですか?


2002.1.26(土)

やっぱ、はずしちゃおう

よくバリの赤ちゃんが足首に鈴をシャンシャン付けているんだけど、見たことありますか?
あれって三ヶ月の儀式を終えた赤ちゃんが付けるものだったのね。
三ヶ月の儀式を終えて初めて人間になるって考えられているんだって。じゃあその前は一体なんの生き物なんだ?って感じですけど。

アキラもサンガッ(家族お寺)で水がめに入ったアクセサリーの回りを三回回って、その後に金のネックレス、金のブレスレット、そして銀の鈴を足首に付けてもらったのでした。女の子だったらピアスをされるみたいね。

見た目にはシャンシャン妖精みたいでカワイイんだけどさ、アキラも異物が足についていて機嫌悪いし、夜寝ているときに動いただけで音が出るから横で寝ているとすぐに目が覚めてしまい、都合が悪いったらありゃしない。
バリの子供だから習慣的なものだとは、思うけど・・・。

なので、デンパサールに戻ってきてからダーリンが外してしまいました。
本当は歩けるようになるまで付けているんだってサ。まあいいか。
で、後日デンパサールに遊びに来たダーリンもお母さんが、

「あれ?アキラの足首の飾りがどうしたの?」
と真剣な顔で質問。
なんでもその飾りは代々兄弟とその子供みんなが使った大切なものなんだと。
一瞬ひるんだワタシ。ダーリンてばなんて答えるのかと思ったら

「だって、ワタシの住んでいるデンパサールの村長がやっちゃダメと言ったから」と冗談で応酬。
お母さんも笑っちゃって、その話はそれきりになりましたとさ。
あーよかった。


2002.1.25(金)

エ?大丈夫なの?

我がオンボロレンタルハウスはデンパサールのちょっとサヌール寄りにあるんですけど、ダーリンはセキュリティーに関してはやり過ぎっていうくらいに気を使っているんです。
近所でもドロボウに入られた話はよくあるし、バリだってジャカルタや他の島のように、押し込み強盗が入って、命を狙われたりするかもしれない、っていうんで窓には鉄格子。

家の鍵はいつもしっかり締める。ワタシも近所をウロウロを歩き回らない、というように気を付けているんですヨ。
で、今回のように何日か家を開ける場合は必ず誰か親戚に泊まってもらって家が無人にならないようにしています。

それでそのお泊まりした親戚のボーイ
2名ですが・・・。
ワタシのパパさんが日本から持ってきてくれたお菓子にはちゃんと防腐剤が入っていたんですね。(さすが日本の製品!)インドネシアのお菓子にはそんなものは付いてないから、その防腐剤を調味料と勘違いしたボーイ
2名、なんと3袋もスープにバサバサと入れて食べてしまったんですって。

そういわれればカップラーメンに入っている調味料に形も似ているよね。
変だと思ったんだよ。台所を見たら、その防腐剤がなにやら大事そうに皿に入れてあってラップをかけてあるんだもん。
「えーーー!大丈夫なの?で、いつ食べたのよ?」
「昨日だよ。」
「お腹とか痛くないの?」
「全然、なにも変わらないけど」

一日経ってなんでもないなら平気だったんでしょうね。
病は気から・・・・・。
しっかし「DO NOT EAT」って書いてあるじゃんよ。

といいながら大笑いをしてしまったのでした。
いや〜、知らないって強いわ。


2002.1.24(木)

スリヤの誕生日パーティー

怒とうの三日間を乗りきってデンパサールに戻ってきた私達。
今日はスリヤが
16歳の誕生日だっていうんで、急遽パーティーをすることに。
ケンタッキーとケーキにワインにビール、そして停電用のロウソクを吹き消してというなんともヘンテコな内容でしたけど、スリヤはこんなに祝ってもらったことはないようなので大喜び。
誕生日ソングも唄おう〜と、みんなで唄ってみたら、あれ?途中から違うじゃん。これってインドネシア・バージョンなのね?

ハッピーバースディ ツゥ ユー
ハッピーバースディ ツゥ ユー
ハッピーバースディ ハッピーバースディ ハッピーバースディ ツゥ ユー

パンジャン ウムルニャ  パンジャン ウムルニャ
パンジャン ウムルニャ スルタムリア スルタムリア スルタムリア
だって。

みんなでハイ、ポーズ。
これみんな親戚です。

2002.1.23(水)

今日が本番!三ヶ月の儀式

朝の6時からスタートしたアキラの儀式。
ワタシも直前になって段取りを聞きましたが、家でお坊さんに儀式を行ってもらって、その後はサンガッと言われる家族のお寺へ。それからなんと
3つのお寺でもお祈りを捧げるのだそうだ。

うっへー、可哀想じゃん。こんなに暑いのにさ。
よくバリの子供たちは耐えるよね。
暑くてすっかりワタシの方がバテ気味だったけど、アキラはあんまり泣きもせずに頑張りましたよ〜。やっぱ、半分はバリ人の血が流れているのか??

一回一回のお祈りの時間は
20分くらい。
お供え物にお経を唱えて、聖水を降りかけたり煙を浴びたり、手順は複雑でとても説明はできませんが、わかるのは儀式の最後に必ず聖水をいただくこと。
まずは両手を広げて聖水を頭から降りかけてもらい、両手で聖水をもらい受けて飲む。 これが三回。そしてまた両手で聖水をもらう受けて自分で頭からかける。これも三回。
最後にお米を額に付けて終わり。
アキラもちゃんとやりましたヨ。

面白かったのは、三つのお寺のうち、一つは公衆のマンディ場の上にあって、みんなでキャッキャ騒ぎながらお供えをしたこと。
ちゃんと塀があるわけじゃないから、バッチリ覗けるわけよね。
男性陣、照れながらも喜ぶ、喜ぶ。
記念撮影をするフリをして写真を撮ってみましたが、場所の雰囲気がわかりますでしょうか?素っ裸で青空の下でマンディーするのって気持ちええで〜!
テジャクラにおいでの際は、ぜひ。

真ん中の白い衣装の人がお坊さん。
チリーーンと厳かに手持ちの
小さな鐘を鳴らして儀式の始まりです。
神様に捧げた後のお花は
女性だったら髪に、
男性は耳にはさみます。
お祈りの最後におでこに米粒を
つけたところ。
公衆マンデー場
いっかい使ったことあるけど青空の下で
素っ裸になってマンディーするの
気持ちよかったよぉ。
左からコミン、テレ、マデちゃん。
記念撮影をするフリをして・・・
しっかりと裸の写真を撮りました。
横の男性用も覗きたかったな。

2002.1.22(火)

うわっこんなに盛大だったんだ!

ワタシの結婚式の時もかなり大きな儀式だったけど、この三ヶ月の儀式もそれなりに大掛かりなものだったんだね。
儀式の段取りって未だにわかんないんだけど、生きたブタの解体作業と丸焼きをする作業、まかないの料理を作るための作業、 近所に配る料理を作る作業にお供えを作る作業、等々仕事は山ほどあるんだね。

近所の人や親戚が総出で手伝いに来てくれるんだけど、毎度感動するのは金銭の報酬もないのに、みんな本当によく働いてくれるんですよ。
これがゴトンロヨン(相互扶助)というものなのね〜。
もちろん、ダーリンも家族もなにかあったら、他の人の家に手伝いにいくわけですよ。これって日本じゃ考えられないね。
第一お父さんが忙しくてそんな余裕も時間もとれないでしょう?

さて、恒例のブタの丸焼き、
150キロはありそうなブタが手足を縛られて逆さに丸太に結え付けられて登場。
このブタの絶叫の凄いこと!!!「ブギェ〜ギェ〜ブギェ〜ギェ〜」
初めて見たときは、可哀想だし、壮絶だなぁと思っていたけど、すっかりワタシも慣れてしまったみたいで、見ていても平気になってしまいました。
我が父は「かわいそうだなぁ〜」と顔をしかめていましたが。

小さな子供も全然平気で目の前でブタが殺されるのをじっくり楽しんで観察しています。田舎の子供って逞しいよね。
ブタはノドのところにナイフをブスッと刺して、吹き出る血はたらいで受け止めます。大量に血が噴きだすのですが、絶叫を続けているブタの声がかすかになってきて、コボッコボッと苦しそうに空気が漏れ、瞳孔が開き初めてご臨終と相成るわけですね。

このたらいで受け止めた血はしばらくするとプルンとゼリーみたいに堅くなってくるのね。そしたらそれを少し救って油であげるとカリッとした黒いお煎餅の出来上がり。
そしてサラールという料理にもこの生き血を使います。

このラワール、ココナツフレークと野菜などが一緒に混ざっているんだけど、見た目はピンク色で口に含むとほんのり鉄分の感触があります。
美味しいかって? ワタシ?ウーーン、あんまり好きじゃないです。 生き血と聞くとギョッとするけど、新鮮な血だったらお腹も平気みたいですね。
さて、早朝から始められた儀式の用意はお昼を回ったころに終わったみたい。

それにしても田舎はハエが多いなぁ。これはいつまでたっても慣れないだろうね。雨季は特にハエがワンサと発生するんですよね。

この日の夜は家族で遅くまでゲンジェッをして多いに盛り上がりました。
男性の肉声コーラスで背筋がゾッとするくらいに感動するんだな、 これが 。
東のカラガッサムと北のブレレン地域の独特の芸能らしいけど、お客さん向けに上演していることはないから、こういうお祭りや儀式の時にしか見ることができないかも。
スカスカ・バリのお客さんがテジャクラまで遊びに来てくれたときに 、親戚の機嫌が良ければゲンジェッをやってくれることもあるんですヨ。

我が父はこれが大好きで、一緒になって唄って踊っていましたワ。
ケチャックもいいけど、このバカ騒ぎで盛り上がるゲンジェッをお見せできなくて残念だわぁ〜。

畑に近い空き地で飼われているブタ
このブタが丸焼きされてしまうのですね。
こんがりキツネ色!
ブタの焼けた匂いってすごいよ〜。

まさしく丸焼きね。
おしりからブスッと刺された丸太がすごい。
何時間もクルクルと回転させながら
じっくりと焼き上げます。

丸焼きと記念撮影。
実は煙が立ち込めてかなり目が痛いのです。
サテの竹串も一つ一つ手作り ミンチ状になった肉と調味料を合わせたものを
串にくっつけていきます。
パタパタと扇ぎながらサテを焼くのですが、
香ばしいニオイがたまりませーーーん。
最後の残りの頭の肉を取り分けているところ。
まさしく捨てるところなし!

2002.1.21(月)

アキラ、田舎テジャクラ・デビュー

アキラは産まれてから初めての遠出、そしてワタシは妊娠してからというもの田舎に帰ることは控えていたので、なんとも一年ぶりのテジャクラ帰省となりました。
三ヶ月で遠出をするのはちょっと可哀想だけど、今回はアキラのために行われるヒンドゥー教の三ヶ月の大きな儀式を執り行なうので頑張ってもらわねば。

いつもはテジャクラの実家のワタシとダーリンの為の部屋に泊まります。
ダーリンの男の兄弟はそれぞれ部屋を一つずつ実家に作ってもらっているんですよね。ちなみにテジャクラの実家で両親と暮らしているのは一番上のお兄ちゃん家族。
バリでは末っ子の男の子が家を継ぐという話があるけど、テジャクラでは(ダーリンも家族については)それは当てはまらないみたいね。

今回のアキラの儀式に際しては、毎日エアコンを付けて暮らしているアキラのためにある人の家を借りることに。
実はワタシもすごーく楽しみにしていたんだけど、この家っていうのがテジャクラで一番金持ちだっていう人の別荘(バンガロー)なのね。
広大な敷地にポツンとバリのトラディッショナルな建築が建っていて、中は二つの部屋とそれぞれのバスルーム、そして贅沢な家具や調度品の数々。

ここは一般には貸し出していなくって、たまたま一番上のお兄ちゃんがオーナーと知り合いだったから貸してもらえたそうな・・・。
こんな経験って高級ホテルに泊まるよりも嬉しいじゃないですか!

テジャクラに到着するとアキラは予想通り、親戚みんなの人気者。
あっちこっちで抱っこされて、ママのところに戻ってきやしません。
まね、バリの家族ってそんな感じ、みんな子供が大好きでしょうがないのね。
感心するのは、みんな子供も含めてだけど、赤ちゃんの抱き方とかあやし方がすごく上手なのよね。
それにしても家族や親戚の数が多いよなぁ、出てくる出てくる。
一気に大家族の仲間入りをしてしまったワタシと我が父は圧倒されまくり。

さーーって、アキラは明日から大変だぞぉ〜。

ゲストルームはバリのトラディッショナル・スタイルでした。2ベットルームで各部屋にバスルーム付き。 調度品がやっぱ高そうなんだよネー。
こんなリッチな経験ってなかなか出来ないことだよねー。これは高級なホテルに泊まるよりも素敵な経験でございました。
親戚のおばあちゃんに抱っこ。
このお婆ちゃんは若いころがワタシ(ヒロミ)に
似ていたのよ、と言ってワタシのことを
とっても可愛がってくれます。
テジャクラで一番金持ちの人の家の庭
なんて広いんだ〜。

バリ島現地旅行会社/スカスカ・バリ
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