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一年経ちました。黙祷・・・
去年の忌まわしいバリ島での爆弾テロ事件からちょうど一年が経ちました。ガルーダ・ウィシュヌ公園では記念祭などが行われていて、その様子をテレビで中継しています。そして当然去年の現場の映像も流れるのですが、何度見てもその様子はまるで地獄を見るようです。
観光で来た外国からのお客さんが死亡者のほとんどを占めていますが、現場のディスコで働いていたバリ人の家族の映像、小さな子供が涙ぐむ様子が流れると、もらい泣きしてしまってなんか見ていられないです。
当然、忘れてはいけない事件ですが、正直に言うと、一方であまりに悲惨すぎて思い出したくないと思っている自分がいます。それでもテレビから流れる映像は容赦なく現実をぶつけてくる感じです。
これまでテロ事件を起こした主犯者の裁判の映像も見てきましたが、彼らの反省のない信じられない発言、死刑をもって罰しても、死刑を喜んでいるのですから意味がありません。やりきれない事件です。
記憶にはしっかり刻まれてシミのような汚れを残してくれたテロ事件ですが、ワタシ個人にとっては今日でさえもいつもと同じ時間。そしていつもと同じ生活が続いています。相変わらず二人の小さなおチビさん達の相手をしているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
バリ島も一年をかけてようやく浄化されつつあるように思います。
以前よりも精神的にみんな強くなったような感じもします。あんな事件があってもバリの人々は辛抱強く耐えて、そしてやっぱり毎日の生活を大切に続けています。
ワタシ自信、去年の事件から今まではお客さんも減ってしまい、自分たちの生活はもちろん家族を抱えたスタッフのことを思ったりすると精神的にはへこたれた時期もありましたが、それでも時間が経って、一年経ってみると前よりもなんだか強くなった気持ちがします。もう何があっても負けない!みたいな。
あの事件でお亡くなりになった方、そしてそのご家族、事件の関連で生活が変わってしまった方々、なにか言葉を探していますが、うまく見つかりません。
・・・とりあえず黙祷・・・ ・
追記:
この事件の後に、悲しいことが起こったのに、観光で訪れて楽しい気になれないのではないか?また、あるいは浮かれているお客さんを地元の人はどう思っているのだろう?というメールのお便りが多くありました。ワタシの思う地元の人の気持ちを書いてみようと思います。
現地の人達はバリ人の気質かもしれませんが、いつも明るくて悲しいことはあってもそれをあまり表情には出しません。
バリ島は観光を生業としている人が多いので、あの事件でお客さんが来なくなってしまったことがなによりも悲しくて、生活も辛かったです。
バリの人達の気持ちとしては
「どうぞ、心配しないでバリ島に来てください。お客さんがバリに来てくれたら本当に感謝します。」というふうに思っていると思います。
バリ島はお客さんで楽しくにぎわっている方がバリ島らしいような気もします。一方でバリの人々はかたくなに自分たちの生活を変えていませんし、宗教のこともとても大事にしてますので、お客さんに影響されてバリ島が変わってしまうのではないか?と危惧される方もいらっしゃいますが、バリ人の精神は以外と強固ですヨ。
というわけで、結論。
ぜひ皆さんにバリ島に来て頂きたいと思います。
そしてバリ島での滞在を存分に楽しんでいただきたいと思います。
その方がバリ人も喜ぶと思いますヨ。
人間って弱いこともあるけど、でも以外と強いかもしれません。
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