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2008.4.6(日

皆様へのご挨拶

3月30日にスカスカのお父さんが急に亡くなりまして、慌ただしく、ニュースフロムバリも更新する余裕がなく、後回しになってしまいましたが、実はカオリさんとアヤさんの両名が任期満了に付き、3月31日をもちましてスカスカ・バリを退社することになりました。カオリさんは自分の才能にあった仕事を探すべく、また新たな分野に挑戦する予定でして、引き続きバリ島に滞在します。アヤさんはお父さんの健康が優れず心配なので、日本に帰って一緒に暮らす予定です。

短い間でしたが、皆様には大変お世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。二人ともスカスカ・バリで働いた経験を次ぎに生かして頑張ってもらいたいと思います。尚二人のブログはトップページからリンクのページに移動しますので、引き続き回覧をお願いいたします。
もし二人へのメッサージがある方は
hiromi9@dps.centrin.net.idまでメールをお寄せください。ワタシから二人に伝えさせていただきたいと思います。

とりあえずしばらくはワタシがメール担当も兼任しますが、4月末にはすぐにまた新しい日本人スタッフを皆様にご紹介出来ると思います。さらにスタッフ一同努力して参りますので、これからもスカスカ・バリをよろしくお願いいたします。

一週間お休みをいただきまして、おかげさまでスカスカのお父さんの埋葬も無事に終えて戻ってきました。貴重な家族との時間を過ごした体験でした。また来週から通常通り営業をいたします。

ヴィラ・カシスにて撮影
「お疲れさまでした〜!!」

 

2008.4.5(土

そんな家族に惚れました

下の写真は葬儀の時に使ったのですが、お父さんの元気だった頃の写真を切り取り、花の背景をコラージュしてみました。みんなどうやってそんな写真を撮ったのか不思議がって、面白かったです。田舎でも評判になったんですって。いやはや、こんなことでお役に立てて嬉しいです。

思えばワタシがバリ島に来ようと、夫に嫁ぐ決心をしたのはスカスカ一家の儀式に参加して家族が助け合う姿に感動したのがきっかけだったんですよね。日本では家族同士の付き合いも形式的で、しかもそんなに頻繁ではありませんが、田舎の儀式ではみんなが力を合わせて心から助け合っている。

東京の会社で仕事ばかりをしてストレスを感じていたワタシが「ワタシが求めていたのはこれだ!」と思い込んでしまったほど、素晴らしい家族だったんです。そしてそれは今も変わりません。その家族の基盤を作ったのがこのお父さんだったんですね。

昔から働き者で、辛く重い仕事をこなして子供を育てあげた苦労は計り知れません。それだけじゃなく、地域の人にも貢献して、また信仰心も厚くお寺の行事にも真剣に取り組んでいたんだそうです。そんなお父さんの人望の厚さを今回改めて再確認しました。このお父さんの意思は家族が継いで行かなくてはなりません。

幸い兄弟みんな仲も良く、お父さんが厳しく育ててくれたおかげで、みんな真面目で働き者でです。よく思うのですが、スカスカ・バリはワタシとスカスカさんそのものですが、スカスカ・バリがある背景にはこのスカスカさんの家族の存在そのものが影響をしているんですね。

スカスカの家族が、この家族の基盤がしっかりしてる限りはスカスカ・バリもそしてワタシも安心して頑張ることが出来る。そんな風に思います。お父さんも安心して旅だっていったのではないでしょうか。

まだ元気だった頃、弟のスカナダ君の結婚式にて撮った写真
庭のブーゲンビリアを背景にレイアウトしてみました


2008.4.4(金

フォトグラファー・アキラ

いつも携帯しているのはパナソニックのルミックスっていうデジタルカメラですが、コンパクトなわりにはきっちりと写真も撮れて、本当に重宝しています。いつもカメラを撮る側なので、自分が写っていないのですが、今日はアキラの撮った写真をご紹介。なんか、ワタシじゃ撮れない瞬間のナイスな写真が写っていました。真面目なお兄ちゃんのあの顔ったら・・。

「ママ、カメラ貸してね〜」と言って、被写体を探しているアキラ。彼なりの興味の視点が面白いですね。子供が撮ってもそれなりに写っているのが素晴らしい。デジタルカメラって本当に便利ですよね。一昔前はプリントしないと自分が撮った写真がどう撮れたかわからなかったけど、デジタルカメラを使うようになってからは瞬時に確認が出来るんですものね〜。

プリントの良さもあるとは思いますが、横着なワタシにとっては気軽なデジタルカメラからは戻れません。アキラ・フォトグラファー、次はどんな面白い写真を撮ってくれるのかな?

自分撮りモード お兄ちゃんのおちゃめなワンショット 変な顔のママ
機嫌がいいアグースの弟 昼寝から起きたパパ 妹のあきな
ブタの子供 きれいなお花 ブラウニー

2008.4.3(木

チビッコのお買い物

アキラは14人のイトコがいますが、田舎では年齢の近いオクタール君と最近は一緒に遊ぶことが多いです。ただしこれが困りモノ。オクタール君って本当に躾がなっちゃいないんです。親からお小遣いをせびっては、速攻でワルンに行ってお菓子やオモチャを買いまくり。お金を簡単に使い過ぎです。他にもなっちゃない点はいっぱいありますが、特にお金にかんしては最悪。甘やかす母親もよくないですね。

朝からお金を握りしめてまずワルンに。食事もせずにお菓子ばかり食べているんです。アキラとあきなちゃんが真似したらとんでもない!!とはいえ、まだ二人とも小さな子供ですからお菓子だって食べたい年頃。あまりに規制しすぎても可哀想。というわけで、特別にママとパパの許しを得て、ワルンでお菓子を二つだけ買うことになりました。

バリ人の親って、厳しい親もいますが、甘やかし過ぎの親もけっこういます。それはどこの国だって同じだろうけど、もうちょっと子供を叱ったり躾けたりしてもいいのにな〜と思うこともしばしば。例えばぐずってなくとすぐにアメを与えたり、ワルンでお菓子やオモチャを買わせたりするのって、子供が図に乗るだけだと思いませんか?

とはいえ,自分が子供の頃を思い起こしてみると、お小遣いを握りしめて駄菓子屋さんで買い物するのが、とても楽しみだったはず。あの頃の駄菓子屋さんってあめ玉とか、ラムネとか、少しのお金でも結構買い物出来たでしょ?最近は日本にも駄菓子屋さんってなくなっちゃいましたよね。あのぐっちゃりとモノがひしめく狭い空間って大好きだったなぁ〜。え?歳がバレるって?

お小遣いを持ってワルンにお買い物 好きなお菓子を選ぶアキラ

2008.4.2(水

マッタリの時間=グラメイン

お父さんを埋葬してから3日後に汚れを清めるお供えをするんだそうです。それが終わったらやっとワタシもデンパサールに戻ることが出来ます。お清めが終わらないうちは例えば商売を営んで人は、モノを売ったりしてはいけないのだそうです。

今日は比較的訪問のお客さんが少なかったので、家族がとりあえず母屋に集まって過ごしました。こういう家族で寂しさを共有して、一緒に過ごす時間をバリ語でグラメインというそうです。静かになりすぎないように、亡くなった魂が寂しくないようにとの意味もあるそうです。

こんな時はワタシは一番困ります。家族で集まることは楽しいことですが、なにせバリ語でなにを話しているんだかわからない。予定がないのに、なにをするでもなく、ただひたすら夜中まで時間を過ごすって言うのも疲れの限界がピークに達します。1人になる時間が欲しいと思っちゃうんです。

ですが、これがバリ人流なんですね。きっと。夜には「ムンゴッ」という特製の雑炊が振る舞われました。こうした儀式などがあるとひたすら肉料理ばかりなので、ベンピになりがちです。油っぽい肉料理にいささか飽きて来たので、野菜たっぷりのムンゴッがやたらに美味しかった〜。

ワタシはさすがに疲れて先に休みましたが、この後はゲンジェッというアカペラの歌を歌ってみんなで盛り上がったのだそうです。限界までの疲れを歌って、喜びで吹き飛ばすパワーには恐れ入ります。こうしてみんなで仲良く歌って踊っているスカスカ一家はきっといつまでも安泰ですね。



親せき達が集まっておしゃべり トゥアックという発泡酒を回しのみ
瓶のフタなんか歯で空けちゃうよ〜 ちびっ子同盟
夜はお手製のムンゴッで宴会
いろんな野菜が入ったテジャクラ風雑炊のムンゴッ

2008.4.1(火

お墓に埋葬しました

30日に亡くなってから、2日後の4月1日に亡くなったお父さんの遺体はお墓に埋葬されます。しかし、このお墓日本のお墓とはちょっと異なります。バリ島ではサンガッという先祖から代々続く家族お寺の方が日本のお墓の意味に近いかもしれませんね。墓地はただの遺体埋葬所といった感じです。

午前中10時くらいにガムラン奏者達がやってきました。大音量で演奏をするのですが、思わずトリップしてしまうくらい生演奏は素晴らしいです。音の金粉が待っているかのようと表現した方がいましたが、まさにそんな感じ。鳥肌がたちます。

そして11時頃、お父さんの遺体をマンディーする時がやってきました。最後のお別れ。家族みんな号泣しています。ワタシも涙をこらえることが出来ませんでした。みんなに惜しまれて旅立つお父さんは幸せですね。家族や親せきに身体を洗われるのですが、これは日本人的にはあり得ない光景でした。ってか、ワタシが死んでもそんな公に裸をさらされるのはちょっと・・・・。ヒロミばあちゃん、歳取ってナイスバディであるわけないし。

棺桶に納められたお父さんの遺体は家族に担がれて墓地に運ばれます。子供達の嫁にあたるワタシはその棺桶の下を歩きました。墓地には穴が作られていて、あっという間に埋葬が終わりました。お供えを捧げて祈って終わり。普段儀式やお祭りの時は必ずジェロッマンク(お坊さん)が立ち会いますが、死者を埋葬するときには参加しないんですね。日本の仏教徒とはやはり異なるようです。

バリ島のヒンドゥー教って絶対に火葬だと思っていたので、ガベンが先送りの場合はとりあえず土葬っていうのも初耳です。日本人としてはやはりすぐに火葬してもらいたい。その話をみんなにすると、死んだ時のことを言うなんて・・と笑われましたが、本人的にはかなりマジなお願いです。
だってねぇ・・・?でしょ?



テジャクラのガムラン部隊が演奏します あまりの大音量にチビッコはこの通り〜
親せきや家族みんなで裸の遺体を水で清めます
飾り付けられた棺桶をお墓に運びます
ガベン(お葬式)までは長いので、とりあえず土葬

2008.3.31(月

埋葬の準備

朝早くから訪問のお客さんをお迎えしつつ、明日の埋葬の準備のために、みんな大忙しです。葬儀(ガベン)そのものは亡くなったお父さんが合同葬儀を希望しているために8月頃になるんですって。ガベンを行うためには多額の費用がかかるので、お金がない場合は亡くなってから、何年もガベンを行うことが出来ない場合もあるそうです。

日本だったら、葬儀会社がすべても取り仕切ってくれますが、バリ島ではそんなビジネスはありません。お客様をお迎えする為の場所作りから、お供え作り、そして棺桶作りまですべて手作り。家族だけでなく遠縁の親せきまでも手伝いに来てくれて助けてくれます。

棺桶の回りに配置する飾りまで器用に作っているのには驚きました。長くなるのでワンコ/ブログの方でその様子を紹介しますね。

棺桶を飾る装飾を作る親せき達 お供えを作る女性群
ひっきりなしに訪問客がやってきます チビッコ達はなんの話?

 

バリ島現地旅行会社/スカスカ・バリ
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