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2010.3.21(日

ニュピを田舎で過ごしました

今までニュピはホテルやヴィラなどで過ごしていましたが、今年はようやく完成の田舎のテジャクラヴィラで過ごすことにしました。器としては快適なのですが、なんと田舎では24時間電気が止められてしまうのであります。どうせ明かりをつけちゃいけないんだから、関係ないんじゃないの?って思ったのが甘かった。ヴィラの水は全て電気で管理されているので、要するに水が出なくなってしまうんです。・・・ウ○コできないじゃん。

しょうがないからバスタブにめいいぱい水を張り、トイレとシャワー横に大きなバケツを置いて対応。ま、一日だけのガマンだから、と諦めました。やっぱり電気がないって不便なことなのね。料理用のアクアも大量に買い込んで、朝起きてからワンパターンのカレーライス作りです。冷蔵庫のモノがダメになってしまわないように、ドアーは手早くしめます。ビールが温くなったらイヤだものね〜。

デンパサールの家はスイヤス君が泊まりにきてくれました。どうだった?テレビはこっそり見ることが出来たでしょう?と聞くと・・・なんとバリ島内では、テレビもラジオも24時間完全停止でずっと砂嵐画像しか映っていなかったんですって。えー、それじゃインターネットはどうだったのかしら。まさかそこまではねぇ。

来年はやっぱりホテルで過ごしたいかも、と思ったワタシでした。
今回アップのニュースフロムバリは、日付に関係なく、物事が起こった順番で書き進めたいと思います。

ロウソクだけの明かりもなかなか乙なもの
田舎の星空がすばらしかった!肉眼で天の川観察ですよ!!

2010.3.20(土

プルメリアの災難

田舎のジュプンの木が病気にかかって花を咲かせずに葉っぱさえも落ちてしまっています。南部地域から発生して、北部まで伝染したらしいのですが、朝になると小さな白っぽい虫がジュプンの葉の周りをせわしなく飛んでいるのが見え、どうやらそれが感染主らしいのです。この病気のせいでジュプンの花が減り、お祈りの時に使う花なので、値段が高騰して困っているのだとか。

ジュプンの名前はバリ島では一般的だけど、日本人に知られているのはプルメリアとかフランジパニの名前の方だと思います。ネットで調べると、下記のように説明を得ることができました。調べるまでそんなことに気がつかずに過ごしていましたよ。他に似ている花でカンボジア・ジャパンという花もあるのですが、これは別種みたいですね。

以下抜粋======
プルメリア(Plumeria) は、熱帯地方では太陽をもろに浴び一年中輝くように沢山の花を咲かせるキョウチクトウ科プルメリア属の常緑小低木。バリやハワイなど南国リゾートで見かける素敵な花のプルメリアの苗木(挿木)です。
花の色はイエロータイプでバリではジュプン・チェンダナと呼ばれます。人々に愛されている花木で、街路や家庭の庭先、ホテル、公園、ショッピングセンター、寺院、墓地など至る所で見られます。花は一重で星型をしており芳香があります。花色には白(alba:アルバ)やピンク、真赤(rubra:ルブラ)、黄色があり、庭木として観賞するほか、花を50〜70個摘んで糸に通しレイ(lei)にされます。

一般名:プルメリア(Plumeria)
学名:Plumeria sp.
別名:テンプルツリー(Temple Tree)、Frangipanier(フランジパニ)、テンプルフラワー(Temple Flower)、 Pagoda Tree(パゴダツリー)
科属名:キョウチクトウ科プルメリア属
原産地:メキシコ、ガエマラ等の熱帯アメリカ

葉が落ちて丸裸状態 情けない姿になってしまいました
葉っぱの裏側の白い病気がわかるでしょうか? 新しく出た葉がすでにやられています

2010.3.19(金

オゴオゴのパレード

いよいよオゴオゴのパレードです。実際は3月15日の夜7時くらいからのスタートでした。かがり火が見えてきたかと思うと、次にはプレガンジュールの激しい音とともにオゴオゴがゆっさゆっさと担がれてやってきます。あいにくテジャクラのメインロードの幅がとても狭くて、激しくオゴオゴを揺らすことが出来ないのですが、それでも迫力満点でした。

我らがアグースも普段はボォ〜〜っとしていますが、さすがにやる時はやるというか真剣な顔がなかなか男前で格好よかったです。村人達の一年に一回のお楽しみってところですね。この後、男性達は夜更かししてお酒を飲んだみたいです。こうしてパワーを発散出来る機械があるって大事なことですね。

話は変わりますが、オゴオゴの練習から本番までずっと写真を撮っていましたが、フラッシュを使った写真に見事に丸い霊体(オーブ)みたいなものがいっぱい写っていました。大方はゴミが反射して写り込んだと思われますが、オゴオゴだけに悪霊が写っていたりして?ヒェ〜〜〜?

松明をもった子供達。かわいいのぉ・・・
ガンガンと打ち鳴らされるプレガンジュールの音とともに
若者衆、格好よいじゃん!

2010.3.18(木

お供え(ガボガン)の作り方

道を歩く女性達が頭の上に高々と掲げているガボガンというお供えに魅せられたことがありませんか?地域によっては高さ1メートルものガボガンを見ることが出来ますが、田舎のテジャクラではそれほど高さのあるガボガンは結婚式の時に見るくらいだったと思います。夕方から今度はムラジャンという先祖お寺にお参りに行くというのでお兄ちゃんの奥さんが庭先で作り出したのを見学させてもらいました。

さて、中までぎっしりと果物が積まれているのかと思いきや、中はこんな風に工夫されておりました。中央のバナナの幹に竹串で刺して、大きさをキープしているんですね。なるほど〜。ガサ増やしなんて言っちゃ〜いけませんね。そういえば、街道沿いで果物を売っている店でもこんな風に中は円錐型の台の周りに果物を並べていかにもこんもりと見えるようにしていましたっけ。

このお供え作り。いつかは出来るようになりたいと思いつつ、でも出来てしまったらずっと自分で作らなければならないので出来ないふりして、親戚達に代理で作ってもらっています。あの芸術的なヤシの葉のチャナンのバリエーションを図解イラストで描いておこうと思ってからもう10年も経ってしまいました。

中央のバナナの幹が軸の役目をします 竹串で果物等を刺して行きます
丈夫にはチャナンを取り付けます 鶏の姿焼き?取り付けて完成

2010.3.17(水

ニュピの前の鬼退治?

実はワタシが知らないのは当然ですが、ダーリンもうっかり知らなかったという儀式がニュピ前にありました。
ムチャル(MECARU)とか
プングルプカン(PENGERUPUKAN)とか
あわせてチャル プングルプカンと言われ悪魔払いの儀式です。オニ(悪霊)に生け贄を捧げ、鎮めてから追い払うという意味だと思います。

親戚に教えてもらいなんとか訳してみると・・・新年を迎える前に古くから ニュピ前日の月が隠れてしまう暗月(ティルム=Tilem)に、地獄(冥界)の主神「ヤマ」が悪霊の国を一掃するため、悪霊ブト・カロ(Bhuta Kala)が地上にはい出てバリ島に逃れてくると言い伝えられています。これらの悪霊がバリ島から去った後、島中を浄化する必要があると考えら、それがニュピというわけです。

 あらゆる十字路で生贄を捧げ、ムチャル(悪魔払い)儀礼が行われ、夕方になると家々では、鍋釜など音の出るものを手に屋敷内の隅々をガンガンと鳴らしながら廻る。これら、ニュピ前夜に行われる儀式はングルプック(Ngerupuk)と呼ばれる。夜には、オゴホゴ(Ogoh-ogoh)と呼ばれるある張りぼて人形の御輿が練り歩くわけです。

我が家ではジェロマンクを呼んで、午前中にヴィラのムチャルを済ませました。悪霊ブト・カロに生け贄を捧げて、追い払う儀式は、もう一つの意味は人間の心に潜むネガティブな考えを追い出し、新年にはポジティブになれるようにという祈願みたいな考えもあるそうです。そういえば日本でも大晦日に除夜の鐘を鳴らして108の煩悩を捨て去り、清浄な新年を迎えるなんてことじゃなかったでしたっけ?

敷地内にオニに生け贄を捧げる
場所を作りました
生きたニワトリを殺して生け贄にします
色は茶色、黒、白のマーブルなどの5色と決まっているそう
オニに静まってもらうための祈り? オニが出て行くように、煙で燻し
竹の楽器を打ち鳴らします

2010.3.16(火

オゴオゴパレードに向けての練習

田舎のテジャクラで初めてオゴオゴを鑑賞しますが、田舎ではオゴオゴの行列には踊りも参加されるそう。今年は親戚のアグースとバゴンが担ぎ手になるというので前日の練習の光景を見に行きました。ちなみに日程がずれますが、この練習はオゴオゴ行列が行われる前日の日曜日の出来事です。

本当はニュピの前日にデンパサールを出発する予定だったのですが、今年はオゴオゴ解禁ということで、各地のバンジャールの張り切りぶりは相当なもの。こりゃー夕方になる前に道路に人が集まって道路が閉鎖されかねないと、出発を一日早めたのでした。

広場に集まる村人の数も多く、盛り上がりを見せています。プレガンジュールの音色に合わせて右を下げろ〜回せ〜、とか結構計画的にオゴオゴの台を扱うんですね。適当に動かしているのかと思ってました。そしてハイライトの踊り子さん登場。振り付け師からの真剣な指導を受けています。

子供達も参加したそうな顔つき。村の格好をつけた青年達もこの時とばかりは一致団結してオゴオゴを盛り上げています。思えばこうしたお祭りは子供も大人も気分が高揚して待ち通しいものでしたよね。日本で地域のお祭りに参加していたのはいったい何年前、いや何十年前のことだったでしょう。

我らが村のオゴオゴ
魔王のラワナにさらわれるシータ姫を形どりました
オゴオゴの台座を揺する練習
熱心に踊りを指導しています

子供向けの賭け事だそうです


2010.3.15(月

ニュピ前のムリス

ニュピの前後に行われるムリスという行事があります。地域によって差がありますがダーリンの田舎のテジャクラではニュピの後に行われますが。大抵の村ではニュピの前に行われることが多いです。今日はそのムリスの行事のためにサヌールで大渋滞に巻き込まれました。(ムリスは一般的にはムラスティと呼ばれます)

ムリスはニュピ(ヒンズー教サカ暦のお正月)の前に体を清めるため海にくる「サンヤン・ウィディヤス」という神様のためにお祈りをするため、ご神体をともなって海まで出向くのです。大きな村だと行列が1キロ近くになることもあり、徒歩で移動していますから、その後に続く車の大渋滞は必死。ノロノロと後を追わなくてはなりません。どんなに急用があってもその行列を追い抜くことは出来ませんのであしからず。

普段でも宗教行事関連という名目で村の都合で勝手に突然道路が閉鎖されて迂回をさせられることがありイライラさせられますが、バリ島では宗教行事はなによりも優先されるべき事項なのですよね。近代化が進んでいるとはいえ、まだまだその習慣には変わりはなさそうです。

サヌール方面に抜けようと思ったら
車が大渋滞しています
あ、そっか。ニュピ前のムリス(ムキース)
大行列が通り過ぎるまで、車は待たなくてはなりません

反対車線をオートバイが割り込んで来て
渋滞がさらに広がります

 

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