毎日のお供え作り


 バリの人は神様を信じているから、ちゃんと毎日お供えをあげてお祈りをするよ。お供えは作る人もいるし、買ってきても大丈夫。
お供えをあげるところはたくさんあって、土地の神様とか祖先の祭壇とか神様の祭壇とか大きな家だったら、いくつものお供えをあげるよ。

 私の奥さんもちゃんと毎日お供えをしているよ。家の中の祭壇にお供えするときになんてお祈りしているの?って質問されたけど、
「村のお寺の神様、家族のお寺の神様、私は神様から離れたところに住んでいますので、ここからお祈りします。願いを受け止めてください。家族に事故や災難がありませんように、家族が健康で過ごせますように・・・世の中の平和をお願いします」
大体こんな感じ。
日本語に直すとちょっと違う気もするけどネ。

 神様をぜんぜん信じなくてお祈りを適当にしていると、本当にバチがあたるんだよ。私の知っている人もバチが当たった人たくさんいるよ。
例えば、オダランの時にお寺にお参りしなくて友達とオートバイでブラブラ遊びに行ってしまったら、大きな事故にあったとか。
神様のことを信じなくて、オダランに協力しなかったら子供が重い病気になって、お医者さんも治せなくって神様にお願いして毎日お参りをするようになったら治っちゃったとか・・。
バリは本当にそういうことがいっぱいヨ。ホントよ!

 だから、ちゃんと宗教のことは大切にしないといけないんだよ。まあ、当たり前だと思っているから、なんにも考えなくても自然にお祈りしているけどね。


ワタクシ、日本人妻ヒロミの感想・・・・

 「毎日、お供えするのって、 面倒くさいなー、嫌だなー・・・」
っていうのが正直な気持ちでしたよ。でも、そういうもんだと思って習慣になるとなんてことはないんですねぇ。
ワタクシたちもそうだけど、デンパサールではお供えを買う人も多いです。買ってきて冷蔵庫に入れておけば、日もちするのでまとめて30個とか買いだめしています。  

 このお供えの扱いですが、地べたに置いたり、低い所に置いたりしてはいけません。神様に捧げるものは高いところに位置していなければ穢れてしまうのかしらん?
車に乗っているときも座席に置いたりはしなくて、フロントガラスの前とか、けっこう気を使ってます。

 最初の頃はそういうことを知らなくて、スカスカが悲鳴を上げたことが何度あったことか・・・。お供えを捧げる前につまみ食い、ウドゥン(お祈りの時に使うかぶり物)を下着と一緒に干しちゃったり、なんて野蛮な・・・!と叱られちゃいますよね。
「でもさー、知らないんだから、教えてくれなくっちゃ!」と開き直るワタクシにスカスカも苦労をしたようで・・・。

 最近はお供えが切れる前に、ちゃんと催促することも覚えて、褒められるワタクシです。まあね、異邦人だからトクよね。そんなことだけで褒められるんだもん。

 最近の課題は、バリの女の人みたいにカッチョよくお供えを捧げることが出きるようになること。線香の煙をお供えにかけるような仕草をするんだけど、手首の返しが難しい。
早すぎても格好悪いし・・・。この動作が自分のものになれば、もうすっかり現地化が進んだ証拠だな!  ヘヘ!!

 


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